ちくしじょがくえん‐だいがく【筑紫女学園大学】
福岡県太宰府(だざいふ)市にある私立大学。明治40年(1907)創立の私立筑紫高等女学校を源流として、昭和63年(1988)に開設。
ちくしの【筑紫野】
福岡県中西部の市。中心の二日市はもと宿場町として発達。近年は福岡市の住宅衛星都市。二日市温泉(武蔵温泉)がある。人口10.0万(2010)。
ちくしの‐し【筑紫野市】
⇒筑紫野
つくし【筑紫】
古く、九州地方の称。また、特に筑前・筑後にあたる九州北部の称。さらに、大宰府をさすこともある。
つくし‐えびら【筑紫箙】
木材を曲げたり、水牛の角(つの)などで作った軽便な箙。主に北九州で用いられた。
つくし‐かん【筑紫館】
古代、外国使節接待のために大宰府に設けた館。のち、鴻臚館(こうろかん)と改称。
つくし‐がく【筑紫楽】
雅楽の一種で、室町時代に九州久留米の善導寺を中心に行われていたもの。箏曲(そうきょく)の筑紫流を生む母体となった。
つくし‐がた【筑紫潟】
有明海の異称。
つくし‐がも【筑紫鴨】
カモ科の鳥。全長63センチくらい。体は白く、頭・くびは黒色で緑色の光沢があり、肩から胸に栗色の帯がある。ユーラシアに広く分布。日本では冬に九州の有明海沿岸に少数渡来。
つくし‐ぐし【筑紫櫛】
筑紫で産した櫛。「別るれば心をのみぞ—挿して逢べき程を知らねば」〈拾遺・別〉