ふくろ‐うち【袋打ち】
組紐(くみひも)を管のように中空に組むこと。また、その紐。
ふ‐けん【夫権】
民法の旧規定で、夫が妻に対して持っていた権利。妻の財産の管理収益権、妻の財産上の行為に対する同意権、居所指定権など。
ふさが・る【塞がる】
[動ラ五(四)] 1 あいていた箇所が詰まる。すき間や穴がなくなる。「家が建って空き地が—・る」 2 物が詰まって通じなくなる。また、物がじゃまをして通れなくなる。「下水管がごみで—・る」「道が...
ふざいしゃざいさん‐かんりにん【不在者財産管理人】
家庭裁判所の選任を受けて、行方不明になった人の財産を管理・保存する人。家庭裁判所の許可を得たうえで、遺産の分割や売却を行うこともできる。→相続財産管理人
ふざいしゃ‐とうひょう【不在者投票】
不在・病気など、公職選挙法の定める正当な理由により、選挙の当日所定の投票所に行って投票できない選挙人のための投票。郵便による投票、選挙人名簿登録地以外の選挙管理委員会など所定の投票所以外の場所で...
ふしみ‐ぶぎょう【伏見奉行】
江戸幕府の職名。遠国奉行の一。老中の支配に属し、伏見の民政管理、宇治・伏見・木津川の船舶の取り締まり、また、京都御所の警備や西国大名の往来の監視などを行った。
ふしん‐ぶぎょう【普請奉行】
武家の職名。室町幕府では御所・城壁・堤防など、江戸幕府では、老中の下で土木工事・武家屋敷の管理などにあたった。
ふじだいこ【富士太鼓】
謡曲。四番目物。宮中の管弦の催しの際に楽人浅間と役を争って殺された楽人富士の妻が、悲嘆に暮れて夫の形見の装束を着け、太鼓にかたきの姿を見て、これを打って狂乱する。
フスきょうと【フス教徒】
《原題、(チェコ)Husitská dramatická ouvertura》ドボルザークの管弦楽曲。1883年作曲。ボヘミアの宗教改革者フスの支持者たちを描いた劇付随音楽の序曲として作曲。フス党。
ふずいい‐きん【不随意筋】
自分の意志によって動かすことができない筋肉。主に自律神経の支配を受ける。内臓や血管の壁の筋肉、心筋など。多くは平滑筋(へいかつきん)であるが、心筋は横紋筋からなる。⇔随意筋。