らん【卵】
[音]ラン(呉)(漢) [訓]たまご [学習漢字]6年 〈ラン〉たまご。「卵黄・卵管・卵生・卵巣・卵白/鶏卵・産卵・排卵・孵卵(ふらん)・抱卵・累卵」
〈たまご〉「卵色/地卵(じたまご)・生...
らんおう‐じゅんかん【卵黄循環】
胎児循環の一つ。胎生期初期にみられ、卵黄嚢(らんおうのう)に形成される血管から胚芽に栄養が送られる。卵黄血行。
らんおう‐のう【卵黄嚢】
魚類・羊膜類の胎生期初期にみられる、卵黄を包む袋状の膜。卵黄の分解・吸収を行い、多数の血管を通じて胚に栄養を送る。卵黄が消費されてなくなると、胚に吸収される。
らん‐かん【卵管】
雌性生殖器の一部。卵巣から排出された卵を子宮あるいは体外に向かって運ぶ管。人間ではここで受精が行われ、卵割を終えて子宮壁に着床(ちゃくしょう)する。輸卵管。喇叭(らっぱ)管。
らんかん‐えん【卵管炎】
卵管の炎症。細菌の感染によって起こり、周囲に及んで子宮付属器炎となることが多い。喇叭(らっぱ)管炎。
らんかん‐にんしん【卵管妊娠】
受精卵が卵管内に着床して発育する妊娠。子宮外妊娠の中で最も多く、卵管に通過障害のあるときなどにみられる。卵管破裂を起こすと母体が危険。
ランケステル‐しょくぶつえん【ランケステル植物園】
《Jardín Botánico Lankester》コスタリカ中央部の都市カルタゴにある植物園。英国の植物愛好家チャールズ=ランケスターのラン園に起源し、現在はコスタリカ大学が管理運営する。8...
ランケット【(ドイツ)Rankett】
16〜18世紀にドイツやフランスなどで用いられた木管楽器。ダブルリードを有し、小型で円筒形の外観をもつが、内部は9〜10本の細い管孔が空いており、それらが互いに連結し合って、1本の管を形成してい...
ランメルスベルク‐こうざん【ランメルスベルク鉱山】
《Bergwerk Rammelsberg》ドイツ中北部、ニーダーザクセン州の都市ゴスラー南郊にある鉱山跡。ハルツ山脈に位置し、10世紀より銀・鉛・銅を産出し、神聖ローマ帝国の貨幣も同地の鉱石か...
ラーケンホール【Lakenhalle】
ベルギー北西部の都市ヘントにある建物。旧市街中心部コーレンマルクトの近くに位置する。15世紀に建造され、織物の検査・保管・売買に用いられた。高さ約90メートルの鐘楼があり、1999年に「ベルギ...