しん【箴】
1 いましめ。いましめの言葉。箴言(しんげん)。 2 漢文文体の一。箴言を記した韻文。隔句に韻を押した四言のものが多い。
しん【箴】
[音]シン(呉)(漢) [訓]はり いましめ 1 縫い針。医療用の針。「箴石」 2 戒める。戒め。「箴警・箴言」
しん‐かん【箴諫】
悪い点を指摘していましめること。
しん‐けい【箴警】
戒めさとすこと。戒め。
しん‐げん【箴言】
戒めの言葉。教訓の意味をもつ短い言葉。格言。「—集」 旧約聖書の中の一書。道徳上の格言や実践的教訓を主な内容とし、英知による格言・金言・勧告が集められたもの。ソロモンその他の賢人の言葉と伝え...
しんげんしゅう【箴言集】
《原題、(フランス)Maximes》ラ=ロシュフーコーの著作。サロン文化を通じて生み出された格言集。1665年に匿名で刊行、その後、省察数編を追加して1678年に決定版を刊行。モラリスト文学の代...