いき‐つぎ【息継ぎ】
[名](スル) 1 歌唱・吹奏や朗読などの途中で息を吸いこむこと。「小節間で—する」 2 水泳中、水から顔をあげて息を吸いこむこと。 3 しばらく休むこと。息休め。「—に一服する」
い‐きゃく【違格/違却】
1 律令制で、格(きゃく)に反すること。〈書言字考節用集〉 2 道理からはずれること。不都合なこと。「いらぬ化粧わざ、何とも—千万と」〈浄・薩摩歌〉 3 思惑がはずれて困ること。困惑。「嚢中十銭...
イコノメーター【iconometer】
画角を自動的に調節する直視ファインダー。
いさ‐な【鯨/勇魚】
《枕詞「いさなとり」の「いさな」を「勇魚」と解してできた語》クジラの古名。いさ。〈書言字考節用集〉
いしゅ‐ふし【意趣節】
《「節」は苦情の意》恨みになるようなところ。恨みや難くせ。「閑心さまも、長兵衛も、切れてしまへば—ないといふもの」〈伎・吾嬬鑑〉
いしょう‐がさね【衣裳重ね】
江戸時代の遊郭で、陰暦9月9日の菊の節句の前後3日間に行われた行事。位の高い遊女が互いに競って、揚屋の座敷に各自の衣装や道具類を飾った。
衣食(いしょく)足(た)りて礼節(れいせつ)を知(し)る
《「管子」牧民の「倉廩(そうりん)実(み)ちて則ち礼節を知り、衣食足りて則ち栄辱(えいじょく)を知る」から》人は、物質的に不自由がなくなって、初めて礼儀に心を向ける余裕ができてくる。衣食足りて栄...
いじ‐くさり【意地腐り】
心根が卑しく、節操のないこと。また、その人。いくじなし。「そなたのやうな—に、小判の梃子(てこ)でも動(いご)く女郎ぢゃないぞや」〈浄・寿の門松〉
いずも‐ぶし【出雲節】
江戸末期、出雲国安来(やすぎ)で発生した民謡。海路、日本海沿岸および九州地方にまで伝わった。博多節・安来節などの源流とされる。
い‐せき【堰/井堰】
水を他へ引いたり流量を調節したりするため、川水をせきとめる所。せき。い。