まめ‐おとこ【豆男】
1 節分の豆まきをする男。年男(としおとこ)。 2 からだの小さい男。 3 《「忠実男(まめおとこ)」と同音であるところから》好色な小男。また、その男を主人公にした浮世草子類。
まめ‐まき【豆蒔き/豆撒き】
1 豆の種子を畑にまくこと。 2 (豆撒き)節分の夜、「福は内、鬼は外」と唱えながら豆をまくこと。豆打ち。《季 冬》「—やかりそめに住むひとの家/波郷」
まめ‐やき【豆焼(き)】
年占(としうら)の一種。節分に、いろりの熱い灰の上に豆を並べ、焼けぐあいからその年の作柄や月ごとの天候を占う呪法。豆占(まめうら)。
まゆん‐がなし【真世がなし】
《沖縄方言で、豊作・幸運の神の意》沖縄県石垣島の川平(かびら)で、陰暦9月の節祭りに来訪する神。青年たちが覆面をし、蓑(みの)・笠(かさ)をつけてこの神に仮装し、家々を回る。
マルチプログラム【multiprogram】
カメラの自動露出機能の一。レンズの焦点距離も考慮して、適正な露出が得られるよう、絞りとシャッタースピードを調節する。現在のAEカメラの多くがこの機能をもつ。
まる‐ほん【丸本】
1 省略・欠文などがなく、内容が全部そろっている書物。完本。→欠本 →抄本 →抜き本 2 義太夫節の本で、一部分を抜粋した抜き本などに対し、1曲全部を1冊に収めた版本。院本。
間(ま)を欠(か)・く
役に立たない。用が足りない。「主人へつとめの—・かぬも」〈人・娘節用・三〉
まんかい‐び【満開日】
サクラ(ソメイヨシノ)の標本木で、約80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日。→開花日2 →生物季節観測
まんせい‐とうつう【慢性疼痛】
痛みの原因となる疾患や外傷が治癒した後も持続する疼痛。あるいは関節リウマチや糖尿病など進行性の疾患による痛み。慢性頭痛など原因が明らかでないものもある。
まんせいリンパせい‐はっけつびょう【慢性リンパ性白血病】
慢性白血病の一つで、小型の成熟したBリンパ球が骨髄・リンパ節・血液の中で異常に増殖する病気。高齢者に多い。初期には治療を行わず経過を観察し、病状が進行したときに抗癌剤による治療を行うことが多い。...