かご‐つるべ【籠釣瓶】
《水もたまらないということから、切れ味のよさを連想させる謎(なぞ)言葉》よく切れる刀。
かごつるべさとのえいざめ【籠釣瓶花街酔醒】
歌舞伎狂言。世話物。8幕20場。3世河竹新七作。明治21年(1888)東京千歳座初演。吉原百人斬り事件に取材したもの。
かご‐づり【籠釣(り)】
釣りで、寄せ餌(え)を入れた小籠を道糸に仕掛けて釣る方法。
籠(かご)で水(みず)を汲(く)・む
ほねをおっても効果のないことのたとえ。
かご‐ながもち【籠長持】
竹で目を粗く編んだ、ふたのない長持。非常の際などに使用。
かご‐ぬき【籠抜き】
「双鉤(そうこう)2」に同じ。
かご‐ぬけ【籠脱け/駕籠脱け】
1 江戸時代に行われた軽業(かるわざ)の一。底のない長い竹籠などをくぐり抜ける曲芸。 2 「籠脱け詐欺(さぎ)」の略。
かごぬけ‐さぎ【籠脱け詐欺】
関係のない建物を利用し、そこの関係者のように見せかけて相手を信用させ、金品を受け取ると相手を待たせておき、自分は建物の裏口などから逃げる手口の詐欺。
かご‐の‐とり【籠の鳥】
1 籠の中の鳥のように、身の自由が束縛されている状態のたとえ。また、そのような境遇の人。籠の中の鳥。 2 《1の境遇から》遊女。「—なる梅川に焦がれて通ふ廓雀(さとすずめ)」〈浄・冥途の飛脚〉
籠(かご)の中(なか)の鳥(とり)
「籠の鳥1」に同じ。