へん‐かん【返簡/返翰】
返事の手紙。返書。
み‐ふだ【御簡】
日給(にっきゅう)の簡(ふだ)を尊んでいう語。「つひに—削られ、官(つかさ)も取られて」〈源・須磨〉
もく‐かん【木簡】
⇒もっかん(木簡)
もっ‐かん【木簡】
文字などを書き記した木の札。古代中国では戦国時代から魏(ぎ)・晋(しん)まで用いられ、日本でも飛鳥時代以降紙と並んで使用された。平城京などの宮跡をはじめ全国各地で発見されており、内容は役所間の連...
ゆうびん‐しょかん【郵便書簡】
日本郵便株式会社が販売する封筒兼用の便箋(びんせん)。郵便料金を表す料額印面が印刷してある。通信文を書いた面を内側に折り畳み、封をする。第一種郵便物の一。ただし、重さ25グラムを超えると定形外郵...
よしだ‐しょかん【吉田書簡】
昭和27年(1952)に吉田茂首相がロバート=マーフィー駐日大使に送った機密文書。日本に駐留する国連軍の軍人・軍属・家族が逮捕された場合、その身柄は原則として所属国へ引き渡し、日本は事実上、刑事...
らい‐かん【来簡/来翰】
送られてきた手紙。来書。来信。「—一通」〈福沢・福翁百話〉
りょう‐けん【料簡/了見/了簡】
[名](スル) 1 考え。思慮。分別。「悪い—を起こす」 2 考えをめぐらすこと。「好く—して前後を考えて見たら」〈紅葉・金色夜叉〉 3 こらえること。堪忍。「熊胆が出るや否や帰って仕舞ったと云...