ずいしょ【隋書】
中国の二十四史の一。隋代の歴史を記したもので、唐の太宗の勅により魏徴・長孫無忌らが撰。636年、帝紀5巻、列伝50巻が成立。656年に「経籍志」など志30巻を編入し、全85巻。
ず‐し【厨子】
1 仏像・舎利・経巻を安置する仏具。正面に両開きの扉をつける。「玉虫の—」 2 食物・書籍などを入れる置き棚。内部に棚を設け、両開きの扉をつける。厨子棚。
ずしょ‐りょう【図書寮】
1 律令制で、中務(なかつかさ)省に属し、書籍・経典や紙・筆・墨などを管掌し、また、国史編纂(へんさん)をつかさどった役所。ふみのつかさ。 2 明治官制で宮内省に属し、主として皇統譜の編集、詔勅...
ず‐せき【図籍】
1 地図と戸籍。 2 絵図と書籍。 3 書籍。書物。
と‐せき【図籍】
⇒ずせき(図籍)
ず‐ちょう【図帳】
律令制で、国郡の田地の耕作者などを記入した土地台帳。田図と田籍からなる。国衙(こくが)にも備えられたが、特に民部省に保管されたものをいう。
ず‐はん【図版】
書籍や雑誌などの中に印刷して載せてある図。
せい【青】
[音]セイ(漢) ショウ(シャウ)(呉) [訓]あお あおい [学習漢字]1年 〈セイ〉 1 あお。あおい。「青雲・青山・青松・青天・青銅/丹青」 2 若い年ごろ。「青春・青年」 3 東。「青...
せいかどう‐ぶんこ【静嘉堂文庫】
東京都世田谷区にある図書館。岩崎弥之助・小弥太父子2代の収集による蔵書からなる。中国、清末の蔵書家、陸心源の旧蔵書の漢籍を中心に、和書にも珍籍が多い。
せい‐がん【青眼】
1 《晋の阮籍(げんせき)が、好感のもてる人は青眼で迎え、嫌な人は白眼で迎えたという「晋書」阮籍伝の故事から》親しい人が訪れたとき、喜んで迎える目つき。⇔白眼。 2 「正眼(せいがん)2」に同じ。