ぼたんどうろう【牡丹灯籠】
人情噺(ばなし)「怪談牡丹灯籠」、およびそれに基づく歌舞伎狂言などの通称。
ぼん‐どうろう【盆灯籠】
盂蘭盆(うらぼん)に、死者の供養のためにともす灯籠。《季 秋》
まくら‐かご【枕籠】
昆虫飼育器の一。枕形の金網製の籠で、下半分を水中に浸し、水生の幼虫などの飼育に用いる。
まごめ【馬籠】
岐阜県中津川市の地名。北にある妻籠(つまご)とともに中山道の宿場町として繁栄。島崎藤村の「夜明け前」の舞台。
まち‐かご【町駕籠】
「辻駕籠(つじかご)」に同じ。
まなし‐かたま【無目堅間/無目籠】
目を細かくかたく編んだ竹かご。上代の舟の一種ともいう。めなしかたま。「乃ち—を作りて彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)を籠(かたま)の中にいれ」〈神代紀・下〉
まわり‐どうろう【回り灯籠】
外枠に薄紙や布を張り、内側にいろいろな形を切り抜いた円筒を立て、中心にろうそくを立てた灯籠。ろうそくに火をともすと、その火気で円筒が回り、外枠に影絵が映って回転して見える。走馬灯(そうまとう)。...
みかん‐かご【蜜柑籠】
1 ミカンの果実を盛る籠。 2 《多く1が用いられたところから》捨て子の入っている籠。また転じて、捨て子。「出てうせう汝元来—」〈柳多留・初〉
み‐こ【美籠】
籠(かご)の美称。「籠(こ)もよ—持ち」〈万・一〉
みだれ‐かご【乱れ籠】
脱いだ衣服などを一時入れておく、浅い籠。