ひき‐ごめ【碾き米】
臼(うす)で米をひくこと。また、その米。
ひね‐ごめ【陳米】
年数がたって古くなった米。ひねまい。
ひょうじゅん‐まい【標準米】
1 《「標準価格米」の略》政府米のうち、政府が指導価格を定め、小売業者が常置することになっている中級米。 2 もと米穀取引所で、売買・格付けの標準とした米。建米(たてまい)。
ひょうろう‐まい【兵糧米】
戦時の兵糧に当てる米。特に中世、その目的で諸国に課徴した米。
びちく‐まい【備蓄米】
凶作・天災などで米不足になったときに備えて、政府が購入し保管する国産米。食糧法に規定がある。 [補説]品質を保つため、順次販売される。備蓄米を半分以上混ぜた米は「たくわえくん」と表示される。
ふけ‐まい【蒸け米/更け米】
湿気や虫害などでいたんだ米。
ふち‐まい【扶持米】
扶持として給与される米。俸米(ほうまい)。
ぶ‐まい【夫米】
中世以後、夫役(ぶやく)の代わりに徴収した上納米。人足米。
ブランド‐まい【ブランド米】
「銘柄米」に同じ。
ぶん‐まい【分米】
1 中世、荘園・公領から徴収された年貢米。 2 近世、検地によって定められた耕地の石高。