もみ‐よね【籾米】
「もみごめ」に同じ。〈和名抄〉
やい‐ごめ【焼い米】
「やきごめ」の音変化。「—を桶に入れて一人食ひて」〈沙石集・八〉
やき‐ごめ【焼(き)米/糄】
新米を籾(もみ)のまま煎(い)ってつき、殻を取り去ったもの。そのままで、また、湯に浸したりして食べる。いりごめ。やいごめ。《季 秋》「—を粉にしてすする果報かな/一茶」
やくぶ‐くまい【役夫工米】
平安時代以降、伊勢神宮内宮・外宮の造営の際、その費用として全国に課された臨時の税米。やくぶたくまい。
やく‐まい【役米】
江戸時代、幕府の中間(ちゅうげん)・小者など最下級の者に支給された俸禄。
やみ‐ごめ【闇米】
《「ヤミ米」とも書く》食糧管理法に違反して取引された米。
よじょう‐まい【余剰米】
⇒過剰米
よね【米】
1 こめ。 2 《米の字を分解すると八十八になるところから》88歳。米寿(べいじゅ)。
り‐まい【利米】
借米の利子として払う米。
りゅう‐べい【立米】
《メートルを「米」と書くところから》立方メートルのこと。