そ‐は【粗葉】
粗末なタバコ。自分のタバコを人にすすめるときにへりくだっていう語。「誠に—で御座いまして」〈里見弴・安城家の兄弟〉
そ‐はん【粗飯/麁飯】
粗末な食事。人に食事を進めるときにへりくだっていう語。粗餐(そさん)。
そ‐ひつ【粗筆/楚筆】
1 粗末な筆。 2 へたな筆跡。自分の筆跡をへりくだっていう語。拙筆。
そ‐ひょう【粗氷】
零度以下に過冷却した霧や雲の微細な水滴が、樹木や岩などに凍りついてできた透明または半透明の氷。霧氷の一。《季 冬》
そ‐ひん【粗品/麁品】
「そしな」に同じ。
そ‐びょう【粗描】
[名](スル)大ざっぱに描写すること。また、その描写。
そ‐ふ【粗布】
1 粗末な布。 2 織り目のあらい布。
そ‐ふく【粗服/麁服】
粗末な衣服。
そ‐ほう【粗放/疎放】
[名・形動]綿密でなく、あらっぽいこと。大まかでしまりがないこと。また、そのさま。「—な性質」
そほう‐のうぎょう【粗放農業】
自然力の働きを主とし、資本や労働力を加えることの少ない農業。⇔集約農業。