そ‐ほん【粗笨/麁笨】
[名・形動]大まかでぞんざいなこと。細かいところまで行き届いていないこと。また、そのさま。粗雑。「—な愛し方ではあっても、嘘のない情合を傾けていた」〈野上・迷路〉
そ‐ぼう【粗暴】
[名・形動]性質や動作があらあらしくて、乱暴なこと。また、そのさま。「—な男」 [派生]そぼうさ[名]
そ‐ぼう【粗紡】
紡績工程の初めの段階で、原料の綿を引き伸ばして撚(よ)りをかけ、太い糸状にすること。→精紡
そぼう‐はん【粗暴犯】
暴力によって他人に損害を与えた犯罪者。 [補説]警察白書では、暴行・傷害・脅迫・恐喝・凶器準備集合の罪を犯した者をさす。
そ‐ぼく【粗朴/粗樸】
粗末で飾り気のないこと。
そ‐まつ【粗末/麁末】
[名・形動] 1 作り方などが、大ざっぱなこと。品質などが上等でないこと。また、そのさま。「—な家」「—な食事」→御粗末(おそまつ) 2 いいかげんに扱うこと。ないがしろにすること。また、そのさ...
そ‐まん【粗慢/疎慢】
[名・形動]考え方ややり方などが、大ざっぱで、いいかげんなこと。また、そのさま。「きわめて—な政策」
そ‐みつ【疎密/粗密】
まばらなことと細かいこと。粗雑であることと精密であること。「人口分布に—がある」
そ‐めん【粗面】
ざらざらした面。あらい面。
そめん‐がん【粗面岩】
火山岩の一。灰白・淡緑・淡紅色などを呈し、斑晶はアルカリ長石が主で、斜長石・黒雲母(くろうんも)・角閃石(かくせんせき)などがある。石基はアルカリ長石の短冊状の小さな結晶がほぼ平行に配列し、斑晶...