うる【粳】
稲・粟(あわ)・黍(きび)などで、炊いたときに粘りけの少ない品種。うるち。→糯(もち)
うる‐あわ【粳粟】
粳(うる)の粟。粘りけの少ない粟。粟飯などにする。うるちあわ。→糯粟(もちあわ)
うる‐きび【粳黍】
粳(うる)の黍。粘りけの少ない黍。うるしきび。うるちきび。→糯黍(もちきび)
うる‐ごめ【粳米】
⇒粳(うるち)
うる‐しね【粳稲】
粳(うるち)がとれる稲。
うるち【粳】
粳(うる)の米。粘りけの少ない、普通の飯にする米。うるごめ。うるちまい。→糯(もち)
うるち‐せい【粳性】
イネ科植物の種子に含まれるでんぷんの性質。その組成としてアミロースを多く含み、炊いても粘りけがでない。→糯性(もちせい)
うるち‐まい【粳米】
「粳(うるち)」に同じ。