せいしんか‐い【精神科医】
精神疾患の診療を専門とする医師。
せいしん‐かがく【精神科学】
精神に関する諸科学の総称。心理学・倫理学・言語学・法学・経済学・歴史学・社会学など。19世紀後半、ドイツに起こった学問的研究でディルタイらに代表される。自然科学の説明的‐構成的方法に対し、精神科...
せいしんか‐びょういん【精神科病院】
主に精神障害のある者を治療・保護する病院。医療法の規定(精神保健福祉法)に基づいた病院で、原則として都道府県に設置義務が課されている。一般には精神病院とよばれていたが、平成18年(2006)12...
せいしん‐かんてい【精神鑑定】
精神科医が裁判所の依託を受け、犯罪容疑者あるいは成年被後見人・被保佐人・被補助人の精神状態を診断し、責任能力または行為能力の有無およびその程度についての法的判断の基礎となる事実について鑑定すること。
せいしん‐きょういく【精神教育】
徳性の育成や意志の鍛錬などを目的とする教育。身体の鍛錬教育に対していう。
せいしんけんこう‐ちょうさひょう【精神健康調査票】
⇒ジー‐エッチ‐キュー(GHQ)
せいしん‐し【精神史】
1 歴史においては個々の事実の因果関係をこえて精神ないし理念が働いていると考え、この見地から歴史をとらえようとするもの。ディルタイ・マイネッケらが代表者。 2 ある人の精神・思想の移り変わり。
せいしんしげき‐やく【精神刺激薬】
脳内のドーパミンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質の分泌を促すことで、意欲や覚醒を促す薬。ナルコレプシーやADHDの治療に用いられるメチルフェニデートや、覚醒剤のアンフェタミン・メタンフェタミ...
せいしん‐しっかん【精神疾患】
脳の機能的な障害や器質的な問題によって生じる疾患の総称。遺伝子要因とストレス・身体疾患などの環境要因が複雑に関与して発症すると考えられ、生涯を通じて5人に1人がかかるといわれる。心の病。心の病気...
せいしん‐しゅうよう【精神修養】
精神を鍛錬して、高い人格や強い意志が備わるように努力すること。「—に励む」