きも‐せい【肝精】
尽力。骨折り。「死なれた母の—で、物も書き、縫ひ針、綿も摘む」〈浄・生玉心中〉
きょう‐せい【強精】
精力を増強すること。多く、男性についていう。「—剤」
ぎゃくこうせい‐しゃせい【逆行性射精】
⇒ぎゃっこうせいしゃせい(逆行性射精)
ぎゃっこうせい‐しゃせい【逆行性射精】
《「ぎゃくこうせいしゃせい」とも》射精の際に、精液が陰茎から外部に放出されず、膀胱へ流れ込んでしまうこと。糖尿病・脊髄損傷や、前立腺の外科手術、特定の薬物の服用などが原因となる。
けん‐せい【研精】
こまかに調べること。精密な研究。「必ず実物に拠りて、以て—す」〈蘭学階梯〉
けんび‐じゅせい【顕微授精】
顕微鏡を使って精子と卵子を受精させる方法。不妊治療として用いられ、広い意味での体外受精に含まれる。卵細胞に直接精子を注入するため、精子の運動率や形態に異常がある場合にも受精が可能となる。顕微授精...
こ‐せい【糊精】
⇒デキストリン
こらえ‐ぜい【堪へ精/堪へ性】
「堪え性(しょう)」に同じ。「母は涙の—、つき果ててわっと泣き」〈浄・鑓の権三〉
さん‐せい【山精】
山の神。山の精霊。また、やまびこ。「—木魅の出でて遊ぶを」〈紅葉・金色夜叉〉
しきゅうない‐じんこうじゅせい【子宮内人工授精】
不妊治療技術の一つ。採取した精子を洗浄・濃縮した後、直接子宮内に注入し、妊娠を図る。配偶者間人工授精(AIH)と非配偶者間人工授精(AID)がある。IUI(intrauterine insemi...