スティック‐のり【スティック糊】
固形の糊(のり)を円筒形の容器に収めたもの。少しずつ繰り出して使う。
そめ‐のり【染め糊】
織物に模様などを染め抜くときに用いる糊。
ち‐のり【血糊】
1 のりのように粘りけのある血。「—がべったりとつく」 2 演劇などの小道具の一。出血したように見せるための赤い顔料。→血紅(のりべに)
てん‐のり【天糊】
製本方法の一。伝票・便箋などの天を糊づけして、ひとつづりにすること。
でんぷん‐のり【澱粉糊】
米・小麦・トウモロコシ・タピオカなどのでんぷんに、水を加えて練り合わせた接着剤。
のり【糊】
1 米・麦などの澱粉質の物を煮て、粘りけを出させたもの。紙をはりつけたり、布地に張りをもたせたりするのに用いる。「—のきいたシーツ」 2 一般に、接着剤のこと。「合成—」
ばんじゃく‐のり【磐石糊】
小麦粉のグルテンを主成分としてつくる粘着力の強い糊。木細工・革細工に用いる。
ひめ‐のり【姫糊】
飯をやわらかく煮て作ったのり。洗い張りや障子張りなどに使う。
も‐こ【模糊/糢糊】
[ト・タル][文][形動タリ]ぼんやりしているさま。はっきりしないさま。「曖昧(あいまい)—」「余(よ)は—たる功名の念と」〈鴎外・舞姫〉
わらび‐のり【蕨糊】
蕨粉で作ったのり。粘着力が強いので、柿渋で溶いて傘やちょうちんなどをはるのに用いた。