じんぞう‐けんし【人造絹糸】
天然の絹糸をまねてつくった化学繊維。綿花・木材パルプなどの繊維素を薬品で溶かして加工したレーヨン・アセテートの長繊維をいう。人絹。
すが‐いと【絓糸】
よりをかけず、そのまま1本で用いる生糸。白髪糸(しらがいと)。
すみ‐いと【墨糸】
墨壺(すみつぼ)についている、黒い線を引くための糸。墨縄。
せい‐し【製糸】
糸をつくること。特に、繭から生糸をつくること。「—工場」
せい‐し【青糸】
1 青色の糸。 2 新芽がふいて、青く垂れている柳の枝のたとえ。 3 黒くて美しい髪のたとえ。「—の髪(みぐし)、紅玉の膚(はだえ)」〈樗牛・滝口入道〉
せいでん‐ぼうし【静電紡糸】
⇒エレクトロスピニング
せきめん‐し【石綿糸】
石綿の繊維を加工してつくる糸。耐火性・耐熱性が良好で石綿布として防火防熱服・防火幕などに用いる。
せんしょく‐し【染色糸】
細胞の静止核内にあって、塩基性色素に染まる糸状構造のもの。主成分はDNAとたんぱく質。細胞分裂の際の染色体の骨組みをつくる。
そう‐し【双糸】
2本の単糸を撚(よ)り合わせた糸。諸糸(もろいと)。諸撚り糸。双子糸(ふたこいと)。
そう‐し【繰糸】
[名](スル)煮た繭から糸をとって生糸にすること。また、その作業。「—工程」