たて‐いと【縦糸/経/経糸】
織物の縦方向に通っている糸。⇔横糸。
たま‐いと【玉糸】
玉繭2からとった糸。太くて節が多く、節糸織りや銘仙に用いる。節糸(ふしいと)。
たん‐し【単糸】
紡績したままの1本の糸。これを何本か引きそろえ、より合わせて撚糸(ねんし)にする。羽糸(はいと)。
だるま‐いと【達磨糸】
足踏み式の製糸機械で製した生糸。自転車取糸。
だん‐し【弾糸】
1 琴・三味線などの弦楽器をひくこと。 2 胞子を散布する糸状の器官。スギナでは胞子に付着し、苔類では胞子嚢(ほうしのう)内に胞子と共在しており、湿っているときは胞子に絡みつき、乾燥すれば伸びて...
だんせい‐し【弾性糸】
ゴムのように伸縮性がある糸。ポリウレタン製の弾性糸としてスパンデックスが知られる。
ちゅうぼう‐し【紬紡糸】
絹糸紡績の際に生じるくずを集めて、紬糸(つむぎいと)のようにつくった太糸。
つか‐いと【柄糸】
刀の柄に巻く組糸。
つぎ‐いと【継(ぎ)糸】
1 継ぎ足す糸。継ぎ合わせる糸。 2 継ぎ物をするのに用いる糸。
つむぎ‐いと【紬糸】
屑繭(くずまゆ)または真綿に手で縒(よ)りをかけて紡いだ太くて節の多い絹糸。