しろ‐あり【白蟻】
シロアリ目の昆虫の総称。系統的にはゴキブリに近縁。不完全変態をする。体長3.5〜7.5ミリ、柔軟で乳白色。社会性昆虫の一つで、女王アリ・王アリ・働きアリ・兵アリの階級がある。木材を食い、家屋など...
しん‐きん【真菌】
菌類から変形菌を除いたものの、かつての呼称。分子系統学的な生物分類においては、真菌(類)という呼称は使われなくなった。一方、現在も医学・獣医学の分野では、病原体としての菌類を細菌と区別して真菌と...
しん‐けい【親系】
親族関係を血統によって系統的にみた系列。男系・女系、父系・母系、直系・傍系、尊属・卑属などがある。
しんけい‐けい【神経系】
動物体内において、刺激に対して各器官を統一的、有機的に働かせる神経の系統。脳・脊髄の中枢神経系と、運動神経・感覚神経(知覚神経)・分泌神経・自律神経などの末梢神経系からなる。
しんけい‐ないぶんぴつけい【神経内分泌系】
特定の神経系と、それと緊密に連絡して活動する内分泌腺の系統。交感神経と副腎髄質、視床下部と脳下垂体など。
しんけいへんせい‐しっかん【神経変性疾患】
神経細胞に異常なタンパク質が蓄積して、神経細胞が変性・脱落し、神経系の機能が損なわれる病気。アルツハイマー病・パーキンソン病・筋萎縮性側索硬化症・脊髄小脳変性症・多系統萎縮症など。
しんじゅう‐もの【心中物】
浄瑠璃・歌舞伎・歌謡などの一系統で、心中を題材としたもの。天和3年(1683)に大坂であった情死事件を歌舞伎化したのが最初とされる。以後、幕末まで多くの作品が作られた。
しんせい‐そうしようしょくぶつ【真正双子葉植物】
被子植物の一群。従来単子葉植物に対する分類群だった双子葉植物のうち、スイレン・モクレンなどの原始的な双子葉植物を除いたもの。花びら・萼(がく)などの数は4か5、またはその倍数が基本。バラ・キクの...
しん‐とう【神統】
神の系統。「—譜」
しん‐ひしつ【新皮質】
大脳皮質の一部で、系統発生的に最も新しい部分。爬虫類(はちゅうるい)以上にみられ、哺乳類では大脳のほとんどを占める。人類では最もよく発達し、学習・思考・情操などの精神活動が営まれる。大脳新皮質。...