おさまり【収まり/納まり】
1 (「治まり」とも書く)物事のきまりがつくこと。始末。決着。「もめごとの—をつける」 2 金銭の納入の状態。「会費の—がいい」 3 物の入りぐあい。また、落ち着きぐあい。安定。「雨戸の—が悪い...
おさまり‐かえ・る【納まり返る】
[動ラ五(四)]その地位・境遇などに、すっかり満足したようすで腰を据える。「社長の奥様に—・っている」
おさま・る【収まる/納まる】
[動ラ五(四)]《「治まる」と同語源》 1 一定の範囲の中にきちんと入る。「押し入れに—・る」「予算の範囲に—・る」 2 その場所に落ち着く。 ㋐受け入れられた状態になる。「食べた物が胃に—・る...
おさ・む【収む/納む】
[動マ下二]「おさ(収)める」の文語形。
おさめ【収め/納め】
1 納めること。納入。 2 物事をそれで終えること。しまい。最後。「—の会」「舞い—」
おさめ‐がお【納め顔】
平然と落ち着き払った顔つき。とりすました顔つき。「お中がくはへきせるで—」〈浮・仲人気質〉
おさめ‐ざらい【納め浚い】
唄・踊りなどの芸事で、その年最後のおさらい。また、その会。
おさめ‐そうば【納め相場】
年末最終の相場。
おさめ‐てぬぐい【納め手拭い】
神社や寺に奉納した手拭い。願主の名前や紋などを入れて御手洗(みたらし)のところなどにつるしておく。
おさめ‐どの【納め殿】
宮中や貴族の邸宅で、貴重品・衣服・調度などを納めておく所。