し‐せい【紙製】
紙で作ること。また、そのもの。かみせい。
し‐せん【紙箋】
文字を書くために適当な大きさに切った紙片。「患者の病名だの処方だのを書いた—を繰(く)って」〈漱石・行人〉
し‐せん【紙銭】
1 紙幣。札(さつ)。 2 紙を銭形(ぜにがた)に切ったもの。副葬品としたり、祈祷(きとう)や盂蘭盆会(うらぼんえ)のときに用いたりした。六道銭。
し‐そ【紙塑】
粘土に古新聞紙などをまぜて練ったものでこしらえた人形や壺。絵の具で彩色したり、色紙などを貼ったりして仕上げる。
し‐そう【紙窓】
紙を張った窓。明かり障子のはまった窓。「古き備後畳は処々に破損を生じ、—風に吟じて」〈鉄腸・雪中梅〉
し‐しょく【紙燭/脂燭】
⇒しそく(紙燭)
し‐そく【紙燭/脂燭】
室内用の照明具の一。松の木を長さ45センチ、直径1センチほどの棒状に削り、先端を焦がして油を塗り、火をつけるもの。手元を紙屋紙で巻くので「紙燭」の字を当てる。また、紙や布を細くひねって油を染み込...
し‐だい【紙代】
新聞の代金。
し‐ちょう【紙帳】
紙をはり合わせて作った蚊帳(かや)。防寒具にも用いた。《季 夏》「ちりの身とともにふはふは—かな/一茶」
し‐とう【紙灯】
行灯(あんどん)のこと。