かみ‐くず【紙屑】
不用になった紙切れ。くず紙。「—を捨てる」「—同然となった株券」
かみくず‐かい【紙屑買い】
紙くずや廃品などを買って歩くこと。また、その人。
かみ‐クロス【紙クロス】
《「紙クロース」とも》加工紙の一。丈夫な紙に色・型付けなどをして布地に似せたもの。本の表紙などに用いる。
かみ‐クロース【紙クロース】
⇒紙クロス
かみ‐こ【紙子/紙衣】
1 紙子紙(かみこがみ)で作った衣服。律宗の僧が用いはじめ、のち一般に使用。軽くて保温性にすぐれ、胴着や袖なし羽織を作ることが多い。近世以降、安価なところから貧しい人々の間で用いられた。かみぎぬ...
かみ‐こうすい【紙香水】
香水を紙に染み込ませたもの。携帯用。
かみ‐こうぶり【紙冠】
「かみかぶり」に同じ。「法師、陰陽師ありて、—をして祓をす」〈今昔・一九・三〉
かみこ‐がみ【紙子紙】
紙子を仕立てるのに使う紙。厚手の和紙に柿渋を引き、日に乾かしてよくもみやわらげ、夜露にさらして臭みを抜いたもの。
紙子(かみこ)着(き)て川(かわ)へ嵌(は)ま・る
無謀なことをして、自ら破滅を招くことのたとえ。
紙子(かみこ)四十八枚(しじゅうはちまい)
《紙子が48枚の紙で仕立てられることから》貧しさをいう言葉。「身上は—ばらばらとなって」〈浮・織留・四〉