ごよう‐し【御用紙】
1 御用新聞。 2 江戸時代、幕府に納めた特漉きの紙。また、大名などに納めた紙。
さいせい‐し【再生紙】
古新聞・古雑誌などの紙をほぐして繊維状にし、すき直して作った紙。
さいれいぞうし【祭礼草紙】
絵巻。1巻。室町時代の作。祭礼のようすを描いたもので、土佐光重筆と伝える。
サイン‐しきし【サイン色紙】
サイン用の色紙。白地に金の縁取りがされていて、縦約27センチ、横約24センチの大きさのものが一般的。寄せ書きなどにも使われる。
さがわくんからのてがみ【佐川君からの手紙】
唐十郎の小説。昭和56年(1981)、パリで起きた殺人・人肉食事件の犯人である日本人男性との手紙のやりとりをまとめた作品。昭和57年(1982)発表。同年、第88回芥川賞受賞。
さくら‐がみ【桜紙】
反故(ほご)紙をすきかえした、小判で薄く柔らかい和紙。ちり紙などに使う。現在では、マニラ麻や化学パルプを原料として製する。
さくらひめぜんでんあけぼのぞうし【桜姫全伝曙草紙】
読本。5巻。山東京伝作、歌川豊国画。文化2年(1805)刊。清玄桜姫の伝説に、丹波国桑田の鷲尾家のお家騒動に絡む復讐(ふくしゅう)談を加えた伝奇小説。
さげ‐がみ【下げ紙】
役所などで、上役が意見や理由などを書いて文書に貼りつける紙。付箋(ふせん)。付け紙。下げ札。
さし‐がみ【差(し)紙/指(し)紙】
江戸時代、尋問や命令の伝達のため、役所から日時を指定して特定の個人を呼び出す召喚状。
サラサ‐がみ【サラサ紙】
サラサ模様を付けた加工和紙。印花紙。サラサ。