さんかく‐がみ【三角紙】
紙烏帽子(かみえぼし)3の俗称。
さんかく‐し【三角紙】
昆虫採集で用いる、三角形に折りたたんだパラフィン紙。チョウ、ガ、トンボ、カゲロウなどを挟み込み、翅(はね)を傷つけないように持ち運ぶためのもの。
さん‐し【蚕紙】
「蚕卵紙」に同じ。
さん‐しきし【三色紙】
古筆で特に尊ばれている3種の色紙。伝紀貫之筆の寸松庵(すんしょうあん)色紙、伝小野道風筆の継(つぎ)色紙、伝藤原行成筆の升(ます)色紙。
さんせい‐し【酸性紙】
にじみ止めに硫酸アルミニウムなどを用いて製した紙。硫酸アルミニウムが繊維を徐々に加水分解するため長期の保存に耐えない。
さんらん‐し【蚕卵紙】
カイコガに卵を生みつけさせる厚手の紙。種紙(たねがみ)。蚕紙。《季 春》
さんり‐がみ【三里紙】
昔、旅人や武家奴(ぶけやっこ)などが膝の三里に当てた三角形の白い紙や布。土下座するときのため、また、灸の跡を隠すためや飾りのためなどに用いたという。
ざっ‐し【雑紙】
雑用紙。また、鼻をかんだりするのに使う下級の紙。鼻紙。ぞうし。
ざら‐がみ【ざら紙】
1 良質でない西洋紙。新聞用紙などに用いる。ざら。 2 わら半紙のこと。
し【紙】
[音]シ(呉)(漢) [訓]かみ [学習漢字]2年 〈シ〉 1 かみ。「紙質・紙幅・紙幣/懐紙・製紙・台紙・白紙・半紙・筆紙・表紙・別紙・用紙・和紙」 2 新聞のこと。新聞紙。「紙上/本紙・機...