だいじっきょう【大集経】
「大方等(だいほうどう)大集経」の略。だいしゅうきょう。
だいしゅうきょう【大集経】
⇒だいじっきょう(大集経)
だいじょう‐きょう【大乗経】
大乗の教えを説いた経典。般若(はんにゃ)経・法華経・華厳経など。
だいぞう‐きょう【大蔵経】
仏教の聖典を総集したもの。経・律・論の三蔵を中心に、それらの注釈書を加えたもの。一切経(いっさいきょう)。蔵経。
だいにち‐きょう【大日経】
真言三部経の一。7巻。唐の善無畏(ぜんむい)・一行(いちぎょう)の共訳。真言密教の根本経典で、大日如来の説法を編したもの。大毘盧遮那(だいびるしゃな)成仏神変加持経。毘盧遮那経。
だいはつねはんぎょう【大般涅槃経】
小乗経典。3巻。法顕(ほっけん)訳。釈迦の入滅前後のことを記したもの。 大乗教典。原典は失われ、北涼の曇無讖(どんむせん)訳の40巻本(北本)と、これを慧厳らが修正した36巻本(南本)とがあ...
だいはんにゃ‐きょう【大般若経】
大乗経典。600巻。唐の玄奘(げんじょう)訳。「仁王(にんのう)経」「般若心経」以外の般若部諸経を集大成したもので、16部からなる。般若波羅蜜の義、諸法皆空の理を説いたもの。大般若波羅蜜多経。
だいほうしゃくきょう【大宝積経】
《「宝積」は法の宝の集積の意》大乗経典。120巻。菩提流志(ぼだいるし)編および訳。713年完成。チベット語訳もある。大乗経典49部を集めたもの。
だいほうどうだいじっきょう【大方等大集経】
大乗経典。60巻。北涼の曇無讖(どんむしん)ら訳。大集部の経典を集めたもの。仏が十方の仏・菩薩(ぼさつ)を集めて大乗の法を説いたもの。大集経(だいじっきょう)。
だいむりょうじゅきょう【大無量寿経】
⇒無量寿経