こんこうみょうさいしょうおうきょう【金光明最勝王経】
大乗経典。10巻。「金光明経」を唐の義浄が漢訳したもの。「金光明経」の漢訳のうち最も詳細で名高い。
こんごう‐きょう【金剛経】
「金剛般若(はんにゃ)経」の略。
こんごうちょう‐ぎょう【金剛頂経】
大乗経典。不空訳「金剛頂一切如来真実摂大乗現証三昧大教王経」3巻、金剛智(こんごうち)訳「金剛頂瑜伽中略出念誦(ねんじゅ)経」4巻のほか施護(せご)訳がある。「大日経」と並ぶ真言密教の根本経典で...
こんごうはんにゃ‐きょう【金剛般若経】
大乗経典。1巻。鳩摩羅什(くまらじゅう)訳が著名。一切法の空(くう)・無我を説き、特に禅宗の系統で重んじられた。金剛般若波羅蜜経。金剛経。
ご‐きょう【五経】
儒教の経典として最も尊重される五つの経書。「易経」「詩経」「書経」「礼記(らいき)」「春秋」。→四書
ご‐けい【五経】
⇒ごきょう(五経)
ご‐せっきょう【五説経】
説経節のうち、「苅萱(かるかや)」「三荘太夫」「俊徳丸」「小栗判官」「梵天国」の五つの曲目。また、「俊徳丸」以下を「愛護の若」「信太妻(しのだづま)」「梅若」と入れ替える場合もある。説経節の代表...
ごぶ‐の‐だいじょうきょう【五部の大乗経】
大乗の教えを説いた経のうち、華厳(けごん)経・大集(だいじっ)経・大品般若(だいほんはんにゃ)経・法華経・涅槃(ねはん)経の五つ。
さいしょうおう‐きょう【最勝王経】
「金光明最勝王経」の略。
さいほうじょうど‐さんぶきょう【西方浄土三部経】
西方浄土の功徳(くどく)を讃(たた)えた3部の重要な経。阿弥陀経・無量寿経・観無量寿経のこと。