ムギネ‐さん【ムギネ酸】
《mugineic acid》アミノ酸の一種。植物は、アルカリ性土壌では生育に必要な鉄を吸収できないが、イネ・ムギ・トウモロコシなどイネ科の植物は、根からムギネ酸を分泌し、これが土壌中の鉄イオン...
むこう‐はちまき【向こう鉢巻(き)】
結び目が額の前にくるようにして締めた鉢巻き。威勢よく物事をするたとえにもいう。「—で取りかかる」⇔後ろ鉢巻き。
むさ‐くるし・い
[形][文]むさくる・し[シク]だらしなくてきたならしい。むさくろしい。「—・い服装」「—・い部屋の中」 [補説]明治以降、「苦しい」と結びついて「むさ苦しい」と書くことが多くなった。 [派生]...
むしろ‐ばた【筵旗】
むしろを竹竿などに結びつけて旗としたもの。江戸時代、百姓一揆(いっき)などに用いられた。
むすび【結び】
1 ひも状のものを結ぶこと。また、結んだ部分。「—がゆるい」「男—」 2 人と人とを関係づけること。縁を結ぶこと。「—の神」「縁—」 3 文章や相撲の取り組みなどの、終わり。結末。「—の言葉」「...
むすび‐あわ・す【結び合(わ)す】
[動サ五(四)]「結び合わせる」に同じ。「二本のロープを—・す」
[動サ下二]「むすびあわせる」の文語形。
むすび‐かりぎぬ【結び狩衣】
狩衣の袖括(そでぐく)りを飾り結びとして、造花の糸花などを加えたもの。若者用。
むすび‐きり【結び切り】
1 ひもなどを結んだままにしておくこと。 2 ひもなどをこま結びにすること。特に、水引きをこま結びにすること。→水引1
むすび‐こぶ【結び瘤】
⇒結び玉
むすび‐じょう【結び状】
細く巻き畳んで、端または中ほどを折り結んだ書状。恋文や儀礼に用いられた。結び文(ぶみ)。