せいいき‐とごふ【西域都護府】
中国で漢代に、西域経営のために設置された官府。前60年、前漢の宣帝が烏塁(うるい)城に設置、西域諸国の統治のほか、屯田の経営、交易の保護などに任じた。107年廃止。
せい‐けん【政権】
政策を実行し、統治機構を動かす権力。「—を握る」「—政党」
せい‐さく【正朔】
1 《「正」は年の初め、「朔」は月の初めの意》正月朔日。1月1日。元日。 2 暦のこと。 3 《古代中国で、天子が代わると暦を改めたところから》天子の統治。
正朔(せいさく)を奉(ほう)・ずる
天子の統治に服する。臣下となる。「誰か夷狄(いてき)の鼻息を仰ぎ渠(かれ)が—・ずるに忍びんや」〈染崎延房・近世紀聞〉
せい‐たい【政体】
1 国家の政治形態・統治形態。君主制・貴族制・民主制・共和制など。 2 統治権の運用形式によって区別される政治形態。立憲政体と専制政体とに分けられる。→国体
せいとう‐こうしょう【征東行省】
中国、元代の官署名。1280年、日本侵攻のための軍事機関として朝鮮に設置。日本遠征失敗後は、朝鮮を統治する軍政機関となった。正式の名称は、征東等処行中書省。
せい‐ど【制度】
社会における人間の行動や関係を規制するために確立されているきまり。また、国家・団体などを統治・運営するために定められたきまり。「封建—」「貨幣—」
せい‐ばん【生蕃】
1 中央の教化に従わない原住の人々。⇔熟蕃。 2 第二次大戦前の日本統治時代、台湾の高山族(高砂族(たかさごぞく))のうち、漢民族に同化していなかったものをさして用いた語。
せい‐ふ【政府】
政治を行う所。立法・司法・行政のすべての作用を包含する、国家の統治機構の総称。日本では、内閣および内閣の統轄する行政機構をさす。
せきにんとうし‐げんそく【責任投資原則】
金融機関などが投資の意思決定を行う際には、投資先となる企業の環境・社会問題・企業統治(ESG問題)への取り組みを考慮・反映すべきであるという原則。2006年にアナン国連事務総長が提唱。PRI(P...