ききゅう‐しゅ【危急種】
日本の平成3年(1991)版レッドリストで使用されていたカテゴリー項目の一。絶滅の危険が増大している種。絶滅の危険性は希少種よりも高く、絶滅危惧種より低い。略号はV(Vulnerable)。 [...
きしょう‐しゅ【希少種/稀少種】
日本の1991年版レッドリストで使用されていたカテゴリー項目の一。存在基盤が脆弱な種。絶滅の危険性は危急種よりも低い。略号はR(Rare)。 [補説]1997年版以降では「準絶滅危惧」として分類...
きしょう‐どうぶつ【希少動物/稀少動物】
生息数が非常に少なく、絶滅の心配のある野生動物。日本では、イヌワシ・ノグチゲラ・ツシマヤマネコなど。
き‐たたき【木啄/木叩】
キツツキ科の鳥。全長46センチくらい。全体に黒で腹と腰が白く、雄では頭頂部とほおが赤い。東南アジア、朝鮮半島に生息。日本では対馬に生息したが、絶滅したとされる。
きょう‐りゅう【恐竜】
中生代の三畳紀に出現し、白亜紀末に絶滅した爬虫(はちゅう)類の総称。骨盤の形によって竜盤類と鳥盤類とに大別され、肉食性と草食性がある。白亜紀の草食性のものには体長35メートルを超すものもいた。
きょくぎょ‐るい【棘魚類】
シルル紀に出現し、デボン紀・石炭紀に繁栄し、ペルム紀に絶滅した原始的な魚類。顎(あご)をもつ最初の脊椎動物とされる。名称は、胸びれや腹びれなどにある頑丈な棘(とげ)にちなむ。
くに‐ます【国鱒】
サケ目サケ科に属する淡水魚。田沢湖の固有種で、昭和10年(1935)には約9万匹の漁獲量があった。昭和15年(1940)に電源開発や農業利用のため、付近を流れる玉川から強酸性の水が引き込まれたこ...
クラチェ【Kratie】
カンボジア東部、クラチェ州の都市。同州の州都。首都プノンペンの北東約150キロメートル、メコン川沿いに位置する。州の大半を森林に覆われ、農業が盛ん。絶滅危惧種のカワゴンドウが生息することで知られ...
クーザン‐とう【クーザン島】
《Cousin Island》セイシェル共和国の島。セイシェル諸島北東部、プララン島の西約3キロメートルに位置する。花崗岩質の小島で、周囲を岩礁とマングローブに囲まれる。絶滅危惧種の鳥セイシェル...
グリプトドン【glyptodont】
グリプトドン科の絶滅した哺乳類。北・南アメリカで更新世に栄えた大形の貧歯類。1枚の巨大な甲をもつ。