ぜつ‐えん【絶縁】
[名](スル) 1 関係を絶つこと。縁を絶ち切ること。「親類と—する」 2 導体の間に絶縁体を入れて、電気や熱の伝導を絶つこと。「—物」
ぜつえん‐きょうちょう【絶縁協調】
電気設備に発生しうる雷サージなどの異常電圧に対し、各種機器の絶縁強度に対応する避雷器を設置することで絶縁破壊事故を最小限に止めるような設計をすること。
ぜつえんゲートがた‐バイポーラートランジスター【絶縁ゲート型バイポーラートランジスター】
⇒アイ‐ジー‐ビー‐ティー(IGBT)
ぜつえん‐じょう【絶縁状】
絶縁することを通告する書状。
ぜつえん‐せい【絶縁性】
電気を通しにくい性質。電気絶縁性。⇔導電性。
ぜつえん‐せん【絶縁線】
絶縁体によって外部を覆ってある電線。
ぜつえん‐たい【絶縁体】
電気や熱をきわめて通しにくい物質。電気を通さないエボナイト・ガラス・雲母・ゴム、熱を伝えにくいコルク・粘土など。不良導体。不導体。
ぜつえん‐ていこう【絶縁抵抗】
絶縁された導体間の電気抵抗。絶縁状態の良否を示す。
ぜつえん‐テープ【絶縁テープ】
ゴムやビニールなどでできた、電気絶縁用の粘着テープ。導線の接合部分に巻いたり、電気器具にはりつけたりして用いる。
ぜつえん‐はかい【絶縁破壊】
絶縁体に加わる電圧を上昇させた時、ある電圧で急激に電流が流れる現象。また、この電圧を絶縁破壊電圧という。