あい‐ぜつ【哀絶】
[名・形動]非常に悲しいこと。また、そのさま。「凄絶(せいぜつ)—なる啼声を放ちて声声相和す」〈志賀重昂・日本風景論〉
かい‐ぜつ【快絶】
[名・形動]非常に爽快(そうかい)な気分であること。また、そのさま。「—の極」
かく‐ぜつ【隔絶】
[名](スル)かけ離れていること。遠くへだたっていること。「社会から—した存在」
か‐ぜつ【佳絶】
[名・形動]この上なくよいこと。すばらしいこと。また、そのさま。絶佳。「風光—」
かん‐ぜつ【冠絶】
[名](スル)群を抜いてすぐれていること。「世界に—する偉業」
き‐ぜつ【奇絶】
[名・形動]きわめて珍しいこと。すばらしいこと。また、そのさま。「なある程こりゃ—ですね」〈漱石・坊っちゃん〉
き‐ぜつ【気絶】
[名](スル)一時的に意識を失うこと。失神。「ショックのあまり—する」
きょ‐ぜつ【拒絶】
[名](スル)相手の頼みや要求をこばむこと。「要求を—される」「面会—」
きん‐ぜつ【禁絶】
[名](スル)厳重に禁止して根絶やしにすること。「鴉片(あへん)の鴆毒(ちんどく)を—せば」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ぎ‐ぜつ【義絶】
[名](スル) 1 親子・兄弟など、肉親との関係を絶つこと。「(親ヤ親類ノ)みんなに—されたって構わない積りでいるんですから」〈谷崎・蓼喰ふ虫〉 2 ㋐律令制下で、夫婦の縁を切ること。 ㋑中世で...