ぞくこじだん【続古事談】
鎌倉時代の説話集。6巻。作者未詳。建保7年(1219)の成立とされる。「古事談」をまね、史話・故事・伝説などを仮名文で記したもの。
ぞく‐さい【続載】
[名](スル)新聞・雑誌などに、記事などを続けて掲載すること。「後半を次号に—する」
ぞくさるみの【続猿蓑】
江戸中期の俳諧集。2冊。沾圃(せんぽ)が撰したものに芭蕉と支考が加筆したとされる。元禄11年(1698)刊。蕉門の連句・発句が集められ、「軽み」の作風が示される。俳諧七部集の一。後猿蓑。
ぞく‐しゅつ【続出】
[名](スル)同じようなことが次々と続いて出たり起こったりすること。「反論が—する」「事故が—する」
ぞく‐しん【続伸】
[名](スル)相場が引き続いて上がること。続騰。「電機株が—する」⇔続落。
ぞく‐しん【続審】
下級審の審理を基礎としながら、上級審においても新たな訴訟資料の提出を認めて事件の審理を続行して判決をすること。また、その審級。→事後審 →覆審(ふくしん)
ぞく‐じょうもんぶんか【続縄文文化】
本州の弥生時代から古墳時代にかけての、北海道の文化。縄文文化と同様、食料採集を基盤としていたのでこの名がある。のち、擦文(さつもん)文化に移行。
ぞく‐せい【続生】
[名](スル)続いて生まれ出ること。また、続いて起こること。「事故が—する」
ぞくせい‐さよう【続成作用】
地学で、堆積物が固結して堆積岩になる作用。堆積後、セメント化や再結晶化などによって物理的・化学的に固結する一連の過程をさす。継変作用。ダイアジェネシス。
ぞく‐ぞく【続続】
[副]絶え間なく続くさま。「見物人が—(と)入場する」「投書が—(と)寄せられる」