あみめ‐おり【網目織(り)】
平織りや縞織り・斜文織りなどの無地布の上に、別の縦糸と横糸で網目柄を織り出した織物。和服・ドレス・コートなどに用いる。
あみめ‐かげろう【網目蜻蛉】
アミメカゲロウ目(脈翅(みゃくし)目)の昆虫の総称。翅(はね)の脈は網目状。ひらひらと飛び、灯火に来ることもある。→脈翅類
あみめ‐ばん【網目版】
⇒網版(あみはん)
あみ‐もと【網元】
漁網・漁船などを所有し、網子(あみこ)(漁師)を雇って漁業を営む者。網主(あみぬし)。
あみもようとうろのきくきり【網模様灯籠菊桐】
歌舞伎狂言。世話物。5幕。河竹黙阿弥作。安政4年(1857)江戸市村座初演。七之助に犯され娼婦となった奥女中滝川と、本能のままに動く七之助の悪事を描く。通称「小猿七之助」。
あみ‐やき【網焼(き)】
魚・肉・野菜などを金網にのせて焼くこと。また、その料理。
網(あみ)を張(は)・る
1 魚・鳥などを捕るために網を仕掛ける。 2 犯人を捕らえたり、目的の人物をつかまえたりするために、手配をして待ち構える。「立ち回り先に—・る」「報道陣が—・る」
もう【網】
[常用漢字] [音]モウ(マウ)(呉) [訓]あみ 〈モウ〉 1 あみ。「網膜・網羅/漁網・天網・法網・羅網」 2 連絡がとれるように張りめぐらした組織。「通信網・鉄道網」 3 あみを打つ。「...
もう‐じょう【網状】
網の目のような形状。あみじょう。
もうじょう‐みゃく【網状脈】
葉脈の一型。支脈から分かれた側脈の間が、さらに網目状に連絡しているもの。双子葉植物に普通で、単子葉植物ではサトイモ、シダ類ではヤブソテツなどにみられる。→平行脈