かいとう‐めん【海島綿】
主に西インド諸島で栽培されるワタ。綿花の繊維はきわめて細く、長くて光沢があり、品質は優良。→陸地綿
かい‐めん【海綿】
1 海綿動物の総称。 2 モクヨクカイメンの繊維状の骨格。網状で黄色く、弾力性に富み、水分をよく吸収する。化粧用・事務用などに用いる。スポンジ。
かい‐めん【開綿】
綿糸紡績工程の一。解綿・混綿の次に、綿の繊維をのばし広げると同時に、短繊維やごみなどを取り除く作業。
かくしつ‐かいめん【角質海綿】
角質海綿目の海綿動物の総称。モクヨクカイメンなど。骨格は海綿質繊維からなり、硬い骨片はない。
かずさ‐もめん【上総木綿】
1 上総国で産出される木綿。 2 《1は丈(じょう)が短いため、「情(じょう)がない」にかけて》薄情なこと。また、その人。「なんぼ黒い色男でも—ぢゃあいかねえによ」〈洒・寸南破良意〉
か‐めん【火綿】
⇒綿火薬(めんかやく)
かわち‐もめん【河内木綿】
河内地方で織られた、地厚な白木綿。帯芯・法被(はっぴ)・足袋・のれんなどに使われた。
ガス‐もめん【ガス木綿】
ガス糸で織った綿織物。
ガラス‐めん【ガラス綿】
⇒グラスウール
がん‐めん【岩綿】
岩石を高温で融解し、空気中に吹き出させて繊維状にしたもの。断熱材・吸音材として用いる。ロックウール。