こつま‐もめん【勝間木綿】
江戸時代、摂津国西成郡勝間村で産した木綿織物。絹のように光沢があり、反物は幅が広い。
こぶく‐めん【小服綿】
僧尼の平服に用いた十徳に似ている木綿の綿入れ。また、一般に綿入れの着物。
さらし‐もめん【晒し木綿】
漂白した綿布。
しぼり‐もめん【絞り木綿】
絞り染めにした木綿。
しま‐もめん【縞木綿】
縞を織り出した綿織物。
しめ‐ゆう【染め木綿】
染めた木綿。「肥人(こまひと)の額(ぬか)髪結へる—の染みにし心」〈万・二四九六〉
しゃくいち‐もめん【尺一木綿】
もと、輸出向けに織られた、鯨尺で幅1尺1寸(約41.7センチ)の白木綿。
しゃくさん‐もめん【尺三木綿】
鯨尺で幅1尺3寸(約49.3センチ)の厚地の白木綿。もと、台湾向けなどに愛知県・奈良県で織られた。
しょうか‐めん【硝化綿】
⇒ニトロセルロース
しら‐ゆう【白木綿】
白色の木綿(ゆう)。