せい‐めん【精綿】
綿花や繊維くずを梳綿機(そめんき)で打って、一定の長さの繊維の平行した綿を作ること。また、その綿。
せき‐めん【石綿】
「いしわた」に同じ。
せっかい‐かいめん【石灰海綿】
海綿動物のうち、骨格が炭酸カルシウムからなるもの。体内の構造は比較的簡単で、浅海に多い。アミカイメン・クダカイメンなど。
そめ‐ゆう【染め木綿】
「しめゆう」に同じ。
そ‐めん【梳綿】
紡績工程で、混綿・開綿・打綿の工程を経た綿の繊維をさらに開き、細かいごみや短い繊維を除いて、太いひも状の繊維の束にすること。
たね‐わた【種綿】
まだ綿繰りにかけない、種の入っているままの綿。
たま‐わた【玉綿】
収穫したままで、種を除いてない綿花。「今まで—を繰って」〈浮・織留・六〉
たんすい‐かいめん【淡水海綿】
タンスイカイメン科の海綿動物の総称。湖沼の水草・岩などに着生し、形は板状・塊状・樹枝状などで、柔らかい。ヌマカイメンなど。
だっし‐めん【脱脂綿】
原綿に含まれている不純物・脂肪分を取り去って漂白・精製した綿。吸水性がよく、多く医療に使用。
だ‐めん【打綿】
綿糸紡績工程の一。開綿によりほぐされた綿をさらにほぐして不純物を除き、むしろ状のラップをつくること。「—機」