くび・る【括る】
[動ラ五(四)] 1 ひもなどでくくり締める。「肩上げに—・られ、尻のあたりが丸くふくれて」〈志賀・暗夜行路〉 2 (多く「取り括る」の形で)しっかり握る。「香炉(かうろ)取り—・りて」〈宇治...
くりじめ‐の‐かん【繰締の鐶】
鎧(よろい)や具足の胴の下端背部に取り付けた金属製の輪。繰締の緒を通して締める。
くろ‐おび【黒帯】
柔道・空手などで、有段者が締める黒色の帯。また、その帯を締めている者。
けん【倹〔儉〕】
[常用漢字] [音]ケン(漢) [訓]つつましい 引き締める。無駄を省く。つつましい。「倹素・倹約/勤倹・節倹」
こし‐ひも【腰紐】
女性が和服を着るとき、形を整え、着くずれないように腰に締める下締めのひも。
こつばんてい‐きん【骨盤底筋】
骨盤の底にあって膀胱や直腸などを支えている筋肉の総称。尿道・肛門などを締める役割も果たし、筋力が低下すると失禁が起こりやすくなる。
財布(さいふ)の口(くち)を締(し)・める
「財布の紐(ひも)を締める」に同じ。
財布(さいふ)の紐(ひも)を締(し)・める
むだな金を使わないようにする。倹約する。財布の口を締める。
ざ‐がね【座金】
1 ボルトを締めるとき、ナットの下に挟む薄い金属板。ゆるみ止めや材料表面の保護のために用いる。ワッシャー。 2 鋲(びょう)を打つ際に鋲頭を受ける金物。花形にして装飾とし、長押(なげし)などに打...
ざ‐ぐり【座繰り/坐繰り】
1 座って繭から糸をたぐりながら糸枠に巻き取ること。また、その道具。 2 「座繰り糸」の略。 3 ボルトや小ねじ類を締める際、すわりを安定させるために、穴の周辺の上面を平らに加工すること。