より【縒り/撚り】
よること。また、よったもの。「糸に—をかける」
より‐あわ・せる【縒り合(わ)せる/撚り合(わ)せる】
[動サ下一][文]よりあは・す[サ下二]いく筋かの糸などをよって1本にする。よって合わせる。「違う色の糸を—・せる」
より‐いと【縒り糸/撚り糸】
よりをかけた糸。また、2本以上をより合わせた糸。
より‐か・く【縒り掛く】
[動カ下二]糸などを縒ってかける。「御髪は…なよなよと—・けたるやうにて」〈栄花・音楽〉
縒(よ)りが戻(もど)・る
1 かけた縒りが、もとに戻る。 2 物事が元通りになる。特に、男女の仲が元通りになる。「別れた恋人と—・る」
より‐きん【撚り金/縒り金】
細く切った金箔(きんぱく)を絹糸または綿糸に撚りつけたもの。金糸。
より‐ついせん【縒り対線/撚り対線】
⇒ツイストペアケーブル
より‐め【縒り目/撚り目】
より合わせた箇所。
より‐もどし【縒り戻し】
⇒猿環(さるかん)
縒(よ)りを掛(か)・ける
1 糸に縒りを施す。 2 「腕に縒りを掛ける」の略。「—・けて料理をつくる」