に‐なわ【荷縄】
荷物を縛るのに用いる縄。
はや‐なわ【早縄】
人を捕らえて手早く縛るのに用いる縄。とりなわ。捕縄(ほじょう)。
ばく‐たい【縛帯】
傷口などを縛る細い布。包帯。
ひき‐つ・める【引(き)詰める】
[動マ下一][文]ひきつ・む[マ下二] 1 強く引っ張ってすきまのないようにする。「髪を—・めてゴムで縛る」 2 手早く続けざまに弓を引く。「矢先をそろへて差し詰め、—・め、さんざんに射る」〈平...
ふう‐たい【風帯】
1 掛け物の発装から垂らす2本の細長いきれ、または紙。 2 几帳(きちょう)や壁代(かべしろ)の上から垂らす細長い布帛(ふはく)。 3 旗の横上につけたひも。巻き上げた旗を縛るのに用いる。
ふどう‐の‐かなしばり【不動の金縛り】
1 修験者の秘法の一つで、不動明王の持つ羂索(けんさく)によって悪魔を縛る術。転じて、人を自由に動けなくする術。 2 金銭関係で人の自由を束縛すること。
ほだし【絆し】
1 人の心や行動の自由を縛るもの。自由をさまたげるもの。「義理人情の—」 2 馬の足をつなぎとめるための縄。ふもだし。 3 手かせや足かせ。ほだ。「弟の弥若は—の足に抱きつき」〈浄・出世景清〉
ほん‐なわ【本縄】
罪人に縄をかけるとき、正式な方法で縛ること。また、その縄の掛け方。「もうこの上は了簡なしと、—に縛りあげ」〈浄・丹波与作〉
みんちょう‐とじ【明朝綴じ】
《中国明代に盛んに採用されたところから》書籍の綴じ方の一。二つ折りにした紙を、折り目を左に袋綴じの要領で重ね、右側を糸で縛る方法。糸をかがる穴が四つあるので、四つ目綴じともいう。唐綴じ。
やえ‐じゅうもんじ【八重十文字】
ひもなどを縦横に幾重にもかけて縛ること。