しゅく‐じゅう【縮絨】
[名](スル)毛織物の仕上げの工程で、組織を緻密(ちみつ)にし、また毛端を絡ませてフェルト状にすること。石鹸(せっけん)溶液やアルカリ性溶液で湿らせ、圧力や摩擦を加えて収縮させる。メルトン・フラ...
しゅくせん‐りょう【縮線綾】
横糸の一部を浮かせて文様を織り出した単色の紋織物。
しゅ‐す【繻子/朱子】
繻子織りにした織物。帯地・半襟・洋服地などに用いられる。サテン。
しゅす‐おり【繻子織(り)】
縦糸と横糸とが交差する点が連続することなく、縦糸または横糸だけが表に現れるような織り方。また、その織物。一般に縦糸の浮きが多く、斜文織りよりさらに光沢がある。
シュチン【(ポルトガル)setim/(オランダ)satijin】
繻子(しゅす)地に2色以上の横糸を使って、模様を織り出した地質の厚い絹織物。帯地・袋物・袈裟(けさ)などに使う。シチン。シッチン。 [補説]「繻珍」「朱珍」とも書く。また、唐音語「七糸緞(しちん...
シュテンダル【Stendal】
ドイツ中部、ザクセン‐アンハルト州の都市。12世紀にブランデンブルク辺境伯アルブレヒト1世が治め、14世紀にハンザ同盟の都市となった。織物業で発展。旧市街には大聖堂、聖マリア教会などの歴史的建造...
しょう‐え【正絵】
実際の織物の模様と同一の大きさ・色彩で描いた下絵図。
しょう‐けん【正絹】
絹だけからなる糸。また、その織物。本絹。純絹。「—のネクタイ」
しょうじょう‐ひ【猩猩緋】
やや青みを帯びた鮮やかな深紅色。また、その色に染めた舶来の毛織物。「—の陣羽織」
しょく‐しょう【織匠】
織物師。おりこ。