スリン【Surin】
タイ北東部の町。毎年11月に行われる、200頭以上のゾウが市内を行進するゾウ祭りで有名。近郊にクメール朝時代の遺跡があるほか、絹織物の生産が盛ん。
スワッチ【swatch】
素材見本のこと。主に織物やニットなどの生地・革について用いられる。
スーク‐ワキーフ【Souq Waqif】
カタールの首都ドーハの市街中心部にある野外市場。織物、香辛料、香水などを扱う店が集まり、ドーハを代表する市場の一つとして知られる。オールドスーク。
せい‐けん【生絹】
精練してない絹。また、それで織った織物。きぎぬ。すずし。
せいごう‐おり【精好織(り)】
中世以来、公家や武家に用いられた絹織物の一種。縦糸に練り糸または生糸を密にかけ、横糸に太い生糸を織り入れて固く緻密(ちみつ)に織った平絹。神主の祭服や袴地(はかまじ)に使う。
せい‐しょく【製織】
機械で織物を織り上げること。
せい‐じゅう【製絨】
毛織物を作ること。
せいりょう‐おり【清涼織(り)】
絽(ろ)組織と他の組織とを二重織りにした絹織物。京都西陣で織られ、夏の女帯地に用いられる。
セダン【Sedan】
フランス北東部、ベルギー国境近くのムーズ(ミューズ)川沿いにある都市。毛織物・ラシャ地の産地。1870年普仏戦争で仏軍が敗れナポレオン3世が捕虜となった地。第一次・第二次大戦でも激戦地。スダン。
セル
《オランダ語の「セルジ」を「セル地」と解したところから》主に梳毛糸(そもうし)を使った平織り、または綾織りの和服用毛織物。セル地。《季 夏》「—着れば風なまめけりおのづから/万太郎」