もん‐おりもの【紋織物】
平織り・斜文織り・繻子(しゅす)織りなど各種の組織を組み合わせ、また色糸を使って文様を織り出した織物の総称。
モール【(ポルトガル)mogol】
1 《もとインドのモグール(ムガル)帝国で好んで用いられたところから》絹の紋織物の一種。縦糸は絹糸で、横糸に金糸を用いたものを金モール、銀糸を用いたものを銀モールという。モール織り。 2 金・銀...
モールスキン【moleskin】
もぐらの毛皮。柔らかくて光沢がある。また、それに似せた厚地の綿織物。
やえやま‐じょうふ【八重山上布】
沖縄県八重山地方の、主に石垣島で産する麻織物。赤茶色の植物染料で白地に絣(かすり)模様を摺(す)り込み染めにしたもの。かつては薩摩(さつま)上布とよばれた。
ヤズド【Yazd】
イラン中部の都市。ヤズド州の州都。カビール砂漠の南、ルート砂漠の西に接する乾燥地帯に位置する。ゾロアスター教の中心地として知られ、1500年以上聖火を灯し続けているという拝火神殿や、風葬・鳥葬が...
やつはし‐おり【八つ橋織(り)】
絹織物の一。斜文織りの表裏の組織によって正方形または長方形の市松模様を表したもの。下着や羽織裏などに用いる。
やまと‐おり【大和織(り)】
縦糸に太い木綿糸、横糸に黄麻糸を用いて平織りにした厚地の織物。敷物やかばんの生地などに使用する。
やまぶき‐おり【山吹織(り)】
縦糸に絹糸、横糸にガス糸または木綿糸を用いて織った織物。紋繻子(もんじゅす)の一種。女性用の帯地にする。
やままゆ‐おり【山繭織(り)】
山繭糸を交ぜて織った絹織物。
やみ‐がすり【闇絣】
黒地に細かく不規則な絣を表した綿織物。