らんしゅう【蘭州】
中国甘粛省の省都。黄河上流の南岸に位置し、古くから西域への交通の要衝。商業のほか化学・毛織物などの工業が盛ん。白蘭瓜(はくらんか)とよぶウリを特産。人口、行政区209万(2000)。ランチョウ。
ランプル【Rangpur】
バングラデシュ北西部の都市。ムガル帝国時代より毛織物が有名で、周辺は国内有数のタバコの生産地として知られる。英国統治時代の市庁舎や動物園のほか、同地の領主が宝石で財を成して建てた宮殿(現在は博物...
ラーケンホール【Lakenhalle】
ベルギー北西部の都市ヘントにある建物。旧市街中心部コーレンマルクトの近くに位置する。15世紀に建造され、織物の検査・保管・売買に用いられた。高さ約90メートルの鐘楼があり、1999年に「ベルギ...
リップル‐クロス【ripple cloth】
布面に波状の模様のついた織物のこと。
リベレツ【Liberec】
チェコ北部、ボヘミア地方の都市。オドラ川(オーデル川)の支流、ニサ川沿いに位置する。13世紀のドイツ人の東方植民に起源し、18世紀に毛織物生産で栄えた。19世紀建造のネオルネサンス様式の市庁舎、...
リボン【ribbon】
1 幅の細いひも状の織物。帽子・頭髪・衣服や贈答品などの装飾のほか、手芸の材料として用いる。 2 新体操で用いる手具の一。帯状布。→新体操 3 タイプライター・プリンターなどの、インクをしみこま...
りゅうきゅう‐がすり【琉球絣】
沖縄で産する絣織物、およびその特徴のある絣柄。流水・井桁(いげた)・つばめ柄などがあり、宮古島の紺絣、八重山の白絣などが知られる。
りゅう‐もん【竜紋/竜文/竜門/流紋】
1 想像上の動物である竜をかたどった文様。 2 太い糸で平織りにした絹織物。織り目は斜めで地は厚い。江戸時代には袴(はかま)や帯地などに用いた。
りょう【綾】
[人名用漢字] [音]リョウ(呉)(漢) リン(唐) [訓]あや 〈リョウ〉模様のある絹織物。あやぎぬ。あや。「綾羅」 〈あや〉「綾絹・綾錦(あやにしき)」 [難読]綾子(りんず)
リヨン【Lyon】
フランス中東部、オーベルニュ‐ローヌ‐アルプ地方の地方政府所在地。商工業都市。ローヌ川と支流ソーヌ川との合流点にあり、交通の要地。前43年ローマの植民市として建設。伝統的な絹織物業に加え、機械・...