まな‐がつお【真魚鰹/鯧】
スズキ目マナガツオ科の海水魚。全長約50センチ。体は菱状の卵円形で側扁し、うろこは小さくてはげやすい。体色は蒼灰白色。外洋性であるが産卵期には内湾に入る。本州中部以南に分布。美味。《季 冬》
ま‐はぜ【真鯊】
ハゼ科の海水魚。河口域の砂泥地にすみ、全長約25センチ。体色は砂色で不明瞭な暗色斑がある。春にトンネル状の巣を作り産卵する。釣りの対象。美味。はぜ。
み【味】
[音]ミ(呉) ビ(漢) [訓]あじ あじわう [学習漢字]3年 〈ミ〉 1 食べ物のあじ。「味覚/甘味・苦味・五味・香味・酸味・滋味・珍味・美味・不味・風味・調味料」 2 漢方で、薬種。「加...
みんでん‐なす【民田茄子】
山形県庄内地方特産の、小粒で丸いナス。漬け物に向き、一夜漬け・からし漬けが美味。
むぎ‐うずら【麦鶉】
麦が青々とのびる3〜4月ごろのうずら。繁殖期で、鳴き声が高く、肉は美味。《季 春》
むつ【鯥】
スズキ目ムツ科の海水魚。深海にすみ、全長約60センチ。体は細長くて側扁し、目と口が大きく、全体に黒紫色。東北地方以南に産し、産卵期の冬が美味。卵巣もムツの子といって賞味。《季 冬》
めなだ【目奈陀/赤目魚】
ボラ科の海水魚。全長約1メートル。体はボラによく似るが、口唇が赤く、目に脂瞼(しけん)とよぶ薄く軟らかい膜がない。ボラよりも北方海域に多い。北海道以南に分布。幼魚をアカメとよぶ。夏に美味。いせごい。
め‐ばる【目張/眼張】
フサカサゴ科の海水魚、アカメバル・シロメバル・クロメバルの総称。沿岸の岩礁にすむ。全長約30センチ。体は長卵形で側扁し、目が大きい。体側に不明瞭な5、6本の横帯がある。卵胎生。美味。《季 春》
もどり‐がつお【戻り鰹】
春から夏にかけて黒潮に乗って日本近海を北上したのち、秋になって東北・北海道沖から南下してくるカツオ。脂がのって美味。下り鰹。
やなぎ‐むしがれい【柳虫鰈】
カレイ科の海水魚。全長約25センチ。体は平たく長楕円形で、口は小さい。一夜干しが美味。