かた・る【語る】
[動ラ五(四)] 1 話す。特に、まとまった内容を順序だてて話して聞かせる。「目撃者の—・るところによれば」「決意の程を—・る」 2 語り物を節をつけて朗読する。「浪曲を—・る」 3 ある事実が...
かち‐ろん【価値論】
1 価値の本質、価値と事実との関係、価値判断の妥当性などについて哲学的に考察する学問。狭義には、19世紀後半からドイツに興った新カント学派の価値哲学をさす。 2 経済学で、商品の価値の本質・形成...
カチン【Cathine】
ミャンマー北部のカチン州や中国雲南省などに居住する少数民族。ジンポー(景頗)。 [補説]広義には、ミャンマー北東辺境部の山地に居住するアツィ族・マル族・ラシ族などを含む。
かっ‐こう【格好/恰好】
《「恰(あたか)も好(よ)し」の意で、ちょうど似つかわしいさまが原義。形がちょうどよいというところから、姿・形の意にも転じた》 [名] 1 外から見た事物の形。姿。また、身なり。「髪の—を直す...
かっ‐とう【葛藤】
[名](スル)《葛(かずら)や藤(ふじ)のこと。枝がもつれ絡むところから》 1 人と人が互いに譲らず対立し、いがみ合うこと。「親子の—」 2 心の中に相反する動機・欲求・感情などが存在し、そのい...
かっぷはんばい‐ほう【割賦販売法】
割賦販売における公正で健全な取引の維持と消費者の保護とを目的とした法律。昭和36年(1961)制定。割販法。 [補説]昭和47年(1972)の改正で、クーリングオフなどによる購入者の保護や、割賦...
カッワーリー【(ウルドゥー)qawwali】
イスラム教神秘主義スーフィズムに依拠する宗教歌謡。胡坐(こざ)した複数の歌い手が、ハーモニウム・太鼓・手拍子などをバックに、神アッラーへの賛歌を歌う。→スーフィー
かつ【且つ】
[副] 1 (「…かつ…」または「かつ…かつ…」の形で)二つの行為や事柄が並行して行われることを表す。一方では。「—飲み、—歌う」 2 ちょっと。わずかに。「陸奥(みちのく)の安積(あさか)の...
かつ【轄】
[常用漢字] [音]カツ(漢) ある範囲をおさえて支配する。「管轄・所轄・総轄・直轄・統轄」 [補説]原義は、車輪を止めておくくさび。
かつござつわ【活語雑話】
江戸後期の語学書。3編。東条義門著。天保9〜13年(1838〜1842)刊。活用や繋辞に関する研究をまとめたもの。