よくしゅ‐りゅう【翼手竜】
中生代ジュラ紀から白亜紀に生息した翼竜の一群。皮膜からなる翼をもち、尾は短く、歯はない。プテロダクチルス。
よくしゅ‐るい【翼手類】
翼手目の哺乳類の総称。コウモリ・オオコウモリ類。手の腕および指の骨が著しく長く、飛膜が張って翼となり、飛翔する。胸骨には竜骨突起があり、翼を動かす筋肉が付着。耳は大きく、嗅覚・聴覚は鋭い。夜行性...
よくじょう‐とっき【翼状突起】
蝶形骨(ちょうけいこつ)にある3対の突起の一つ。蝶形骨体と大翼の下面から下方に、ほぼ垂直に突出している。外側板と内側板からなる。
よく‐たん【翼端】
航空機などの翼のはし。「—灯」
よくたん‐うず【翼端渦】
飛行機の翼端で発生する渦。翼の上下面で生じる圧力差により、下面から上面に向かって空気が流れ込もうとするために発生する。翼端振動の原因となる。
よくたん‐しんどう【翼端振動】
航空機において、翼の先端が乱気流によって振動する現象。
よく‐ちょう【翼長】
翼の長さ。特に鳥の翼の、付け根から末端までの長さ。
よく‐ふく【翼幅】
飛行機や鳥などの翼の両翼端を結ぶ距離。生物の場合、翼を開いた状態であることを明示して翼開長ともいう。スパン。ウイングスパン。
よく‐べん【翼弁/翼瓣】
蝶形花(ちょうけいか)で、左右一対ある花びら。鳥の翼に見立てていう。その上方に旗(き)弁、下方に竜骨(りゅうこつ)弁がある。
よく‐めんせき【翼面積】
飛行機や鳥などの翼を平面に投射した時の最大射影面積。一般に胴体と重なる部分も含める。