おい‐まつ【老い松】
長い年月を経た松。老松(ろうしょう)。 [補説]曲名別項。→老松
おい‐みどり【老い緑】
濃い緑色。
おい‐むしゃ【老い武者】
1 老いた武士。 2 老練な武者。「信玄は—と申し度度の合戦になれたる人なり」〈三河物語・三〉
おい‐らく【老いらく】
1 《「お(老)ゆ」のク語法「おゆらく」の音変化》年老いること。老年。「さくら花散りかひくもれ—の来むといふなる道まがふがに」〈古今・賀〉 2 (「らく」を「楽」の意にとって「老い楽」と書く)老...
おいらく‐の‐こい【老いらくの恋】
年老いてからの恋愛。昭和23年(1948)、68歳の歌人川田順が弟子と恋愛、家出し、「墓場に近き老いらくの、恋は怖るる何ものもなし」と詠んだことから生まれた語。
お・いる【老いる】
[動ア上一][文]お・ゆ[ヤ上二] 1 年をとる。老齢になる。「—・いてますます意気軒昂(けんこう)」 2 年をとって心身の働きが衰える。「以前にくらべると、さすがの彼も—・いた感が深い」 3 ...
老(お)いを養(やしな)・う
年老いたからだをいたわって、静養に努める。「故郷に戻って—・う」