コルサコフ‐しょうこうぐん【コルサコフ症候群】
コルサコフによって発表された健忘性症候群。物忘れがひどい、時間や場所についての観念を失う、作り話をするなどの一群の症状をいう。アルコール依存症や種々の中毒、脳の外傷、老人性認知症などでみられる。
こ‐ろう【古老/故老】
老人。特に、昔の事や故実に通じている老人。「村の—」
こ‐ろう【孤老】
身よりのない老人。
ころう‐ぞく【孤老族】
独り暮らしの、65歳以上の老人。
こんごうがた‐とくていしせつ【混合型特定施設】
介護保険法で定められた特定施設(有料老人ホーム・養護老人ホーム・軽費老人ホームなど)のうち、要介護者に限らず要支援者や自立者も入居できる施設。→介護専用型特定施設
こん‐とく【懇篤/悃篤】
[名・形動]懇切丁寧で、心がこもっていること。また、そのさま。「—を極めた追悼文」「—な書状」「—そうな老人」
ごう‐けん【豪健】
[名・形動]勢いが盛んで強いこと。また、そのさま。剛毅(ごうき)。「この老人の—な気象を認めずにはいられなかった」〈藤村・家〉
ゴリオじいさん【ゴリオ爺さん】
《原題、(フランス)Le Père Goriot》バルザックの長編小説。1834〜1835年刊。上流階級の衰退と庶民階級の興隆を背景に、二人の娘に捨てられる老人の悲劇を描く。
さい‐おう【塞翁】
辺境の塞(とりで)のほとりに住む老人。
塞翁(さいおう)が馬(うま)
《「淮南子(えなんじ)」人間訓から》人生の禍福は転々として予測できないことのたとえ。「人間万事—」 [補説]昔、中国の北辺の塞(とりで)のそばに住んでいた老人の馬が胡(こ)の地に逃げたが、数か月...